宮の沢町内会と健生北海道の連携事業が始まりました。
11/19 札幌市が募集した「地域課題解決のためのネットワーク構築事業」に健生北海道宮の沢町内会の土砂災害対策のための住民ネットワーク構築を提案し、このたび採択となり補助金も100万円単位の多額な資金が宮の沢町内会にもたらされます。健生北海道は企画立案と今後の運営の要を担います。
当日は、まず町内会の役員の皆さんの土砂災害に対する意識付けのため、札幌市防災協会から5名の講師を招請し、50名の参加で会場は3時間びっしりと休憩時間も忘れて避難図上訓練(DID研修)と避難所運営ゲーム(HUG研修)に取り組みました。
今後は12/17に町内1700世帯のうち、土砂災害の最も危険な地域275世帯に案内して、再度同じ研修を行い、「助けてほしい人」「助ける側になってもらえる人」を結びつける仕事につながって行きます。この地域に住む皆さんにとっては、一生涯、土砂災害の心配しながら生活をすることになります。健生北海道の新しい事業の取り組みとなります。
団塊世代のノウハウを生かす町内会活性化講座
この講座は、高齢化で町内会役員のなり手がいない。町内会の加入率が低下しているなど様々な問題を抱えている町内会向けに開発したプログラムです。大量退職となる団塊世代のお父さんたちを如何に無理なく町内会活動に取り込むかを一緒に考えます。
お父さんたちの持っている輝かしい経験と技術を今こそ町内会に取り込み、新しい町内会の再生に取り組んでは如何でしょうか。
「団塊世代のノウハウを生かす町内会活性化講座」
1.高齢化役員の町内会、若返れない原因を探る
(1) 若手が嫌う理由、力仕事、汚れ仕事の押し付け
(2) 退会続出する役員、その理由
(3) 新しいものを拒否する古い体質
(4) 一部役員の専横、第二の人生もパワハラ
(5) 形骸化した監査、チェック体制の不在
2.団塊世代のお父さんを取り込む工夫を考える
(1) 現役時代の特技を生かせないか、ホームページづくり
(2) パソコンやスマートフォンを使って警察署からの防犯メール転送
(3) お母さんたちの連絡網、防犯、防災、ホームページとの連動
(4) ほんのわずかなお手伝い、犬の散歩時にできる町内会活動
(5) 災害対策、見守り活動、要配慮者、共に暮らす町内会など・・・・・
3.パソコンでできる簡単な会計処理
4.総会の説明責任、説明のポイントとは
5.町内会の仕組みと決定のシステム、規約の問題点を読み取る
6.傍若無人な役員の排除「明るい町内会」を作り上げる覚悟とは
7.ホームページの情報公開が町内会を変える